2011開催報告
来場者数、46,502名、出展者数638企業・団体(海外20カ国190社含む)、754小間
本年で記念すべき10周年を迎えた「nano tech 2011 第10回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」は、
世界最大のナノテクノロジー専門展示会として、
国内及び海外からも最先端技術と応用製品が一堂に紹介されました。
また、今回で3回目となる環境ナノテクに注目した、
「Green Nanotechnology 10-9がつくる環境力」という共通テーマのもと、
本展では近年進化が著しい自動車関連の次世代二次電池・燃料電池、
東日本大震災により注目が増したLED照明、
そして新たな成長産業と期待されるスマート・グリッドに関連した新エネルギー技術を始め、
微粒子や膜を使っての土壌・水質浄化など、環境関連の幅広い技術・製品が一堂に集結し、
来場者から高い注目を集めました。
また、10周年特別企画として「Towards the next innovation with nanotechnology」と題した
特別展示コーナーを設置し、より身近になったナノテクノロジー製品を紹介するとともに、
これまでの歩みをまとめた「ナノテク年表」を掲載・配布し、
ナノテクノロジーのみならず科学技術における日本の研究開発の貢献度が明らかにされました。
展示会としてはnano tech展と併せてナノバイオExpo 2011、プリンタブルエレクトロニクス2011、
ASTEC2011、METEC2011、InterAqua2011 国際水ソリューション総合展、Covertech JAPAN 2011、
新機能性材料展2011、環境電池製造展2011の計9展示会が同時開催となり、
出展者の新たな顧客開拓に貢献いたしました。
nano tech 2011 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議開催報告
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nano tech 大賞 2011
nano tech 大賞とは
出展者を対象に斬新かつ先駆的な技術を各分野毎で顕彰し、優秀出展者を表彰させていただきます。これは産業促進に貢献している企業・団体・学校等を賞するとともに、ナノテクのシーズとニーズを明確化することで、一層の技術向上を図ることを目的としています。
審査委員会
nano tech 実行委員会
結果通知
受賞者には事務局より展示会期間中に通知させて頂き、最終日に表彰を行いました。
nano tech 大賞 2011
◆大賞 ◆
【受賞者】富士フイルム株式会社
【受賞理由】長年培った写真や感光材料の技術をベースに、ITO代替の透明導電材料、ナノアクチュエーター、新しいコンセプトのめっき、再生医療向けハニカムフィルム、アンチエイジング化粧品など、「快適」、「感動」、「健康」に貢献する卓越した材料ソリューションを開発した点を賞す。
◆ 部門賞 ◆
材料・素材部門
【受賞者】株式会社イノアック技術研究所
【受賞理由】カーボンナノチューブをコーティングした各種の応用製品を出展した。自社が保有しているウレタンフォームの生産、高機能エラストマーの生産、表面処理などの技術を有効活用している点を賞す。
IT・エレクトロニクス部門
【受賞者】株式会社東芝
【受賞理由】IT・エレクトロニクス企業としての総合力を活かし、64ギガビットの大容量フラッシュメモリー、超低消費電力と高性能を両立するナノワイヤトランジスタ、世界初の電流検出型DNAチップなど、優れたグリーンナノデバイスを開発した点を賞す。
バイオテクノロジー部門
【受賞者】東レ株式会社
【受賞理由】マイクロビーズや表面処理技術、ラボ・オン・チップなどのナノテクノロジーを使い血球分離、EIA反応、自動送液機能を 1チップに集積した新型たんぱく質解析チップを開発。臨床診断や装置の専門企業と連携して検査・診断システムを開発中で、早期の実用化が期待される点を賞す。
微細加工技術部門
【受賞者】株式会社ホロン
【受賞理由】フレキシブルエレクトロニクスなどの部材生産に用いる高速ロールプリントプロセス用ロールモールドの表面に形成した微細パターンを観察・計測できる電子顕微鏡を世界で初めて開発した点を賞す。
評価・計測部門
【受賞者】ブルカー・エイエックスエス株式会社
【受賞理由】高い分解能で試料表面の形状を画像化できると同時に、弾性率や吸着力などの特性をナノメートルスケールで高速マッピングできる画期的な原子間力顕微鏡(AFM)を開発した。今後の応用展開が期待できる点を賞す。
グリーンナノテクノロジー部門
【受賞者】独立行政法人 産業技術総合研究所
【受賞理由】大面積のセンサーやスマートルミネッセンスシート、カーボンナノチューブシートなど、「大面積エレクトロニクス」という概念の関連品を出展。本展示会の共通テーマである「グリーンナノテクノロジー」を実物で示すことで実用化への展望を開いた点を賞す。
特別賞
【受賞者】スペインエリア
【受賞理由】民間企業7社と国立研究機関を合わせた12機関が出展した。グラフェンの応用などですでに4機関が日本に法人や代理店を置いた。スペインで開発した最先端のナノテクノロジーを積極的に日本で産業化しようとしている活動を賞す。
◆ 日刊工業新聞社賞 ◆
【受賞者】財団法人京都高度技術研究所
【受賞理由】同研究所は京都周辺の大学と企業の総合力を結集し、環境とエネルギー関連分野を中心に京都環境ナノクラスターの拠点として、ナノテクノロジーの産業化を支援。企業約 40社とともに環境技術の高度化に向け取り組んでいる点を賞す。



















