HOME前回の開催報告特別シンポジウム "Nanotech Agenda 2020"

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  • 3D Printing 2016

特別シンポジウム "Nanotech Agenda 2020"

1月27日(水) 10:30-13:00
会場 : 展示会場内メインシアター / 参加費 : 無料

企業的観点から見たDDSへの期待と今後の展望 10:30-11:00

菊池 寛 氏

菊池 寛
エーザイ Chief Innovation Officer グループ Executive Director

[ 講演内容 ]

期待する主薬理活性と共に、薬物治療の弊害となる毒性も併せもつ薬物に、ある種の衣を着せて、「必要な場所」に「必要な量」を「必要な時間」だけ作用させる、即ち、薬物の持つポテンシャルを最大限に発揮させるための理想的な体内動態に制御して、その有効性、安全性、使用性を向上させる技術・システムがDDS (Drug Delivery System)である。今では実に多くのDDS医薬品が上市され、世界の医療に貢献している。DDS技術は創薬の重要なツールの一つになっており、新薬をなかなか創出し難くなった昨今では、その重要性がますます高まっている。それぞれのDDSはその特徴に基づいて、長所とともに限界も持っている。DDS医薬品を効率的・効果的に開発するためには、各DDS技術の特徴を十分に理解することが重要である。本講演では、現在のDDS医薬品の概説を行い、あわせて2020年の近未来像も予測してみたい。

[ 略 歴 ]

1977年東京大学薬学部卒業後、第一製薬入社。2007年エーザイに転籍。薬学博士。東京大学非常勤講師(1992年~)、九州大学客員教授(2007年~)、京都大学非常勤講師(2014年~)、日本薬学会理事、日本薬剤学会監事、日本DDS学会監事等を兼務。日本DDS学会永井賞、日本薬剤学会賞等を受賞。

哺乳類合成生物学と分子ロボティクスの未来 11:00-11:30
齊藤 博英 氏

齊藤 博英
京都大学 iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門 教授

[ 講演内容 ]

合成生物学及びナノバイオテクノロジーは、生物学研究のツールとして有用であり、将来的な医療応用技術を産み出す可能性がある。本講演では初めに、我々が最近開発した「マイクロRNAスイッチ (miRNA switch)」技術による哺乳類細胞運命コントロール技術について紹介する。miRNA switch は標的細胞に内在するmiRNAを検知し、目的とする細胞を生きたまま精密に識別することが可能である。我々はこの技術をヒト幹細胞(ES/iPS細胞)から分化した細胞の選別に応用し、心筋細胞、肝細胞、インスリン産生細胞などを精密かつ高効率に取得することに成功した。人工RNAはゲノム損傷のリスクが低いため、本技術は安全性の高い細胞創出技術となりうる。さらに本講演では、「分子ロボティクス」研究の現状と、医療応用を含む未来展望についても議論したい。

[ 略 歴 ]

2002年 3月 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 博士課程修了  (2002年3月 工学博士 取得)
2002年 4月 ~ 2005年3月 日本学術振興会特別研究員SPD((財)癌研究会 癌研究所)
2005年 4月 ~ 2005年9月 科学技術振興機構(JST)CREST 研究員((財)癌研究会 癌研究所)
2005年10月 ~ 2010年3月 京都大学大学院生命科学研究科 助手(2007年4月より助教)
2007年 4月 ~ 2012年3月 科学技術振興機構(JST) ICORP グループリーダー(兼任)
2010年 4月 ~ 2014年9月 京都大学白眉センター(白眉プロジェクト)特定准教授
2011年 7月 ~ 2014年9月 京都大学iPS 細胞研究所 特任准教授(2012年4月より特定准教授)
2014年10月 ~ 現在   京都大学iPS 細胞研究所 教授

ナノ材料を利用した次世代有機薄膜太陽電池の開発 11:30-12:00
松本 英俊 氏

松本 英俊
東京工業大学 大学院理工学研究科 准教授

[ 講演内容 ]

環境中に分散する微少エネルギーを効率良く捕集し、電気エネルギーに変換する環境発電は低消費電力デバイス用の自立電源技術として注目を浴びている。ナノ材料のなかでも、1次元ナノ材料によって形成される2次元或いは3次元のネットワーク状構造は効率的なキャリア伝導パスや表面積の大きな化学反応場として各種エネルギーデバイスへの応用が期待されている。本講演では、我々が進めている高分子半導体ナノファイバーによって形成される3次元ネットワーク構造を利用した有機薄膜太陽電池の高出力化を中心に、1次元ナノ材料を利用した各種電池材料の高機能化に関する最近の研究動向について紹介する。

[ 略 歴 ]

2002年東京工業大学大学院理工学研究科有機・高分子物質専攻博士課程修了。博士(工学)。2002年同専攻助手、2008年同専攻特任准教授、2012年より同専攻准教授。

シミュレーションシステムから考えるソフトマテリアルデザインの将来展望
12:00-12:30

森田 裕史
産業技術総合研究所 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター 多階層ソフトマテリアル解析手法開発チーム
研究チーム長

[ 講演内容 ]

2011年に米国においてMaterials Genone Initiativeについての政策が発表されて以降、材料の研究において、情報を用いた研究が進められるようになってきた。その流れに沿った国内の動きとして、物質材料機構や文部科学省、経済産業省においても、このような研究を推進するプロジェクトが立ち上がりをみせたり、また企画も進み、盛り上がりを見せはじめている。このように材料を情報化するためには、情報を扱うためのシステムが必要であるが、その条件として、実験データ、シミュレーションデータ等分け隔てなく扱える必要が出てくる。本講演では、ソフトマテリアルシミュレーションシステムOCTAについて、内包しているデータベースからシミュレータまでの概要について説明し、情報化社会に向けたマテリアルデザインの今後の展望について述べる予定である。

[ 略 歴 ]

1997年3月 京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻博士後期課程修了博士(工学)の学位取得
1997年-2002年 JSR株式会社 
2002年 東京大学大学院工学研究科物理工学専攻 量子相エレクトロニクス研究センター研究機関研究員 
2003年-2008年3月 科学技術振興機構(JST CREST) 研究員
2008年4月~ 産業技術総合研究所

セルロースナノファイバーの可能性 未来の車は植物で創る 12:30-13:00
矢野 浩之 氏

矢野 浩之
京都大学 生存圏研究所 教授

[ 講演内容 ]

セルロースナノファイバーは木材やパルプの主たる構成要素である。高強度・高弾性・低熱膨張の高性能ナノファイバーであるが、製造コスト、ナノファイバー故の取り扱いの難しさなどから、その工業的利用はこれまでほとんどなされてこなかった。しかし、持続型資源に基づく低炭素社会の早期実現が叫ばれる中、セルロースナノファイバーは新規の低環境負荷グリーンナノ材料として、近年、世界中で研究が活発化し、多くの新規技術が開発されている。本講演では、セルロースナノファイバーの製造技術と利用について紹介する。

*NEDO展示ブース(4B-01)にて、「非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発」事業の成果、
 セルロースナノファイバーや成形材料の実物を展示しておりますので、是非ご覧下さい。

[ 略 歴 ]

京都大学農学研究科博士課程中退。京都大学農学博士。京都府立大学農学部助手、京都大学木質科学研究所助教授を経て2004年より京都大学生存圏研究所教授。日本木材学会奨励賞、セルロース学会林治助賞、日本木材学会賞を受賞。

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