【株式会社アール・ティー・シー】
社会のニーズに応え独自のセンサー技術で“つながる”見守り支援機器を開発 ~ハード・ソフト開発から量産モノづくりまでアイデアの実現をサポート~

2017.1.31

株式会社アール・ティー・シー(英文名RTC Co. Ltd.、以下RTC社)はElectronics for Human & Machineをキーワードに、エレクトロニクス技術を応用した様々な電子機器の受託開発・製造サービスを提供している。社名は、Reliability/ Technology/Creativityを意味しており、「絶対信頼の構築」「卓越した技術力」「無限なる創造性」を社是に掲げている。今回の出展ではRobotic Social ゾーンにて、介護現場向けの“つながる”見守り支援機器をはじめ、各種のエレクトロ二クス応用商品・システム開発事例を紹介する。

(1) RTC社は何をやってくれるか

RTC社は大手家電機器メーカの技術・製造協力会社として創業して以来、現在ではエレクトロニクス応用技術を核として、センサー・制御・電源等の各種技術を中心に、Human分野(医療・介護福祉・リハビリ・ヘルスケア・医療教育)やMachine分野(産業機械・ロボット・輸送機器等)向けに、研究開発~設計~完成商品のモノづくりまでの社内一貫サポート体制を構築している(図1)。顧客と一緒に商品コンセプトを固め、量産できるまでの製品具現化を行う、市場重視の一貫サポートを特徴とする。事業拠点は栃木県の県都宇都宮市に近い同県上三川町にあり、顧客との共同開発拠点として神戸市とつくば市にサテライトオフィスを開設している。
近年は創業以来培ってきたエレクトロニクス技術とモノづくり技術でHuman分野を中心に、社会ニーズの高まっている大学や病院等との医工連携事業に取り組んでいる。隣接する介護施設と協力し、開発機器を実証しながら、現場に即したユーザビリティの高い商品開発をしている。その一つが今回の主要展示品の“つながる見守り支援機器”である。

図1: RTC社の受託開発サポート・研究開発直結のモノづくり

(2)“つながる見守り支援機器”とは何か?

図2: 介護施設用の見守り支援システム

超高齢社会を迎えた現在、施設利用者の安全を担保した質の高い介護を提供することが施設に求められている一方、介護従事者のリソース不足は深刻になっている。RTC社の見守り支援システムは、利用者の安全・ご家族の安心・介護従事者にとって安易(使いやすい)・施設経営者にとって安価・販売者にとって安定供給の“5つの安”をコンセプトに開発している。
図2は、RTC社の見守り支援機器の利用状況を描いている。体動圧力を検知するセンサーパネル2枚をマットレスの下に敷くだけで、利用者の状態を検知し、離床する前にセンサー内蔵型WiFiモジュールからスマートフォンやパソコンに知らせる。センサー設置には部屋の施工は不要で、カメラは使わないのでプライバシーは保護される。昨年の出展時は、この検知した信号をスマホやPCに送信するだけのシステムになっていた。
今回の展示では、見守りセンサーで検知した信号をコミュニケーションロボットやスマートウォッチなどのウェアラブル端末にリンクする“つながる”見守り支援システムにバージョンアップしている。施設では近年、様々なコミュニケーションロボットをリハビリやレクレーションに使っているが、彼らはそれらに使われる以外は“休んでいる”。そこで、利用者の状態の常時検知、情報伝達機能を持たせ、ロボットの利用価値を高め、介護の質を向上させるようにした。

(3)介護施設での実証

図3: 3軸荷重計測システム

見守り支援システムで使っている体動センサーは、産学協業した3軸荷重センサーを適用している(図3)。薄型で、剪断応力も計測可能であり、無線通信により離れた場所でも体の動きを可視化できるのが特徴である。国の開発補助金などの支援も受けて開発した。
現在、“つながる”見守り支援システムは、RTC社に隣接する介護施設で実証中である。RTC社の社員は全員、国が推奨している認知症サポーター制度のオレンジリングを保有しており、介護施設でのレクレーションや訓練にも参加するなど、自ら現場に入る姿勢でものづくりに臨んでいる。

nano tech展では“つながる見守り支援機器”の動作状況、特徴あるセンサーの振る舞いを見ることができよう。これ以外にも、RTC社のエレクトロニクス要素技術や応用商品を展示する。RTC社は、あなたのアイデアを商品として実現するのを支援する。独自のセンサー技術も提供して組み込む。ナノテク技術を開発されている研究者・技術者の方々には是非、RTC社のブースまで足を運ばれて、皆様が保有する大切なアイデアや技術の宝物を更なる価値に変換する、それをエレクトロニクス技術で実現するRTC社との協業をご検討いただきたい。

 

(註)図は全てRTC社提供

小間番号:6Y-14

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