HOME前回の開催報告「ものづくり」をかえる、バイオミメティクス NBCIバイオミメティクス分科会 / 高分子学会バイオミメティクス研究会

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nanotech 実行委員会

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「ものづくり」をかえる、バイオミメティクス
NBCIバイオミメティクス分科会 / 高分子学会バイオミメティクス研究会

1月29日(金) 11:30-13:45
会場 : 展示会場内メインシアター / 参加費 : 無料

バイオミメティクス: 産業界の現状と新たな展開 11:30-11:55
山崎 知巳 氏

宮内 昭浩
・NBCIバイオミメティクス分科会 主査
・日立製作所 研究開発グループ テクノロジーイノベーション統括本部 材料イノベーションセンタ
 主管研究員

[ 講演内容 ]

材料系バイオミメティクスは,ナノテクノロジー,高度計測,画像処理などの情報工学を巻き込みながら,アカデミアにおいて大きな潮流を形成している。バイオミメティクスはサステナブルな技術体系を構築する際の一つの指針を示す分野であり,産業界も注目している。2015年4月にNBCIはバイオミメティクス分科会を設置し,参画企業16社の下,バイオミメティクスの産業応用に関する活動を開始した。本講演では,NBCIバイオミメティクス分科会の活動状況と参画企業が関心を有する分野に関して述べる。

[ 略 歴 ]

1986年 東京工業大学 修士課程修了
1986年 日立製作所 日立研究所 入社
1995年 工学博士(東京工業大学)
1995-1996年 MIT 客員研究員
2015年 ナノインプリント国際会議パイオニアアワード受賞
2005年ー2007年 NEDO ナノテクチャレンジ プロジェクトリーダ
2015年 NEDO N-STEP プロジェクトリーダ

建設材料にイノベーションをもたらすバイオミメティクス
~ "アート型枠" による美しく・高品質なコンクリート~ 11:55-12:15
辻埜 真人 氏

辻埜 真人
清水建設 技術研究所 建設基盤技術センター 副主任研究員

[ 講演内容 ]

土木分野や建築分野において、打放しコンクリートの美観への関心が高まっている。当社では、異業種における生物模倣技術を応用した超撥水技術に着目し、コンクリート型枠への適用について検討した。その結果、超撥水機構を有する型枠の使用が、脱型後のコンクリートの表面気泡と色むらを抑制し、コンクリートの美観向上に寄与することを明らかとした。

[ 略 歴 ]

1979 生まれ
2008 東京大学大学院 工学系研究科 修了 博士(工学)取得
2008- 清水建設(株)
一級建築士
技術士(建設部門)

最先端計測技術が拓くバイオミメティクス (1)
X線マイクロCTによる生物微細構造の3次元イメージング 12:15-12:40
 

枝廣 雅美
島津製作所 分析計測事業部 グローバルアプリケーション開発センター 主任

[ 講演内容 ]

マイクロフォーカスX線CTは,短時間ですばやく試料の3次元イメージを捕らえることができるシステムです。非破壊で測定が可能であるため,脆いもの,軟らかいもの,いろいろなものを試料とすることができます。今回は,海綿をはじめとする様々な生体試料の内部構造を3次元的に観察することができる手法を紹介します。

[ 略 歴 ]

1999年 島津製作所入社
~2007年 産業用X線透視・CT装置の開発に従事
2008年~ 産業用X線透視・CTのアプリケーション開発に従事

最先端計測技術が拓くバイオミメティクス (1)
X線マイクロCTによる生物微細構造の3次元イメージング 12:15-12:40
 

椿 玲未
海洋研究開発機構 海洋生命理工学研究開発センター ポストドクトラル研究員

[ 講演内容 ]

マイクロX線CTを用いた研究の実例として、海綿動物を対象に行った研究をご紹介いたします。海綿動物の体内には水を輸送するための水路が張り巡らされているのですが、そのあまりの複雑さからこれまでその解析はかなり困難でした。しかしマイクロX線CTを用いて詳細な三次元構造を撮像することに成功し、現在取得した画像に基づいて解析を進めています。海綿動物が体の隅々まで水を行き渡らせることができる秘密が、水路の微細構造のデータから明らかになるかもしれません。

[ 略 歴 ]

平成25年3月 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了
博士(人間・環境学)
平成25年4月―平成26年3月 独立行政法人 森林総合研究所 森林昆虫研究領域 非常勤特別研究員
平成26年4月―現在 独立行政法人 海洋研究開発機構
海洋生命理工学研究開発センター ポストドクトラル研究員

最先端計測技術が拓くバイオミメティクス(2) 
“ナノ・スーツ法®”による生物微細構造のライブイメージング 12:40-13:00
針山 孝彦 氏

針山 孝彦

浜松医科大学 医学部 教授 / 図書館長 / 副学長

[ 講演内容 ]

最先端計測技術の開発が進み、「観ることで生命の理解を深める」必要が生じている。生きたまま・濡れたままのサンプル観察は益々必須なものであるが、高真空を必要とする電子顕微鏡では、生物試料に化学固定など観察前に処理を施すことにより、生きたままの形態維持を目指した死んだサンプルを観察している。我々は、生物が分泌する細胞外物質に電子線やプラズマを照射することで、高真空下でも生きた状態で高分解能電子顕微鏡を用いて観察を可能にした。細胞外物質を基にナノ薄膜を重合させ、生体内部の気体や液体を高真空環境下で保持させる。多様な生体適合性物質を選択し、これを生体表面に塗布し重合させることで生きたままでの高分解能電子顕微鏡観察を可能とした。この“NanoSuit®”法は、生きたまま・濡れたままのさまざまな試料を高分解能下で観察可能とすることができ、バイオミメティクスや生命科学の研究に有用である。

[ 略 歴 ]

東北大応用情報学研究センター助手。浜松医科大学助教授。同大学教授。オーストラリア国立大学、ワイカト大学、ヘルシンキ大学、グロー二ンゲン大学の客員研究員、フィレンツェ大学客員教授などを兼任。2014年より浜松医科大学副学長、図書館長および教授。

生物学ビッグデータの活用によるものづくり:
バイオミメティクス・画像検索の試み 13:00-13:20
長谷山 美紀 氏

長谷山 美紀

北海道大学大学院 情報科学研究科 教授 / 総長補佐

[ 講演内容 ]

生物の構造や機能、生産プロセスから新しいものづくりの着想を得るバイオミメティクスには、生物の知識が必須である。しかしながら、生物の多様性を考えると、ものづくりに有効な知識を網羅的に習得することは難しく、現在までに生み出されたバイオミメティクスの優れた製品や技術は、個人の知識や偶然の気づきに頼っているのが現状である。バイオミメティクスが産業の基盤となるためには、ものづくりに役立つ生物の知識を入手する仕組みが必要である。バイオミメティクス・画像検索システムは、そのような仕組みづくりのため開発された。生物データベースに含まれる大量の画像を活用することで、ものづくりの発想を支援する検索システムは世界初の試みであり、日本発の技術やサービスの創出が期待されている。講演では、実現されたバイオミメティクス・画像検索システムを紹介し、実際の検索結果を通してものづくりの発想支援の可能性について議論する。

[ 略 歴 ]

北海道大学応用電気研究所助手、北海道大学工学部助教授、ワシントン大学客員准教授を経て、2006年より北海道大学大学院情報科学研究科教授。専門は、画像・音響・音楽・映像などのマルチメディア信号処理および次世代情報アクセスシステム。

バイオミメティクス・ネットワーク・ジャパン 13:20-13:45
下村 政嗣 氏

下村 政嗣

・千歳科学技術大学 教授
・科学研究費「生物規範工学」 領域代表
・高分子学会バイオミメティクス研究会 運営委員長

[ 講演内容 ]

バイオミメティクスとは、進化適応の結果である生物の多様性とその生き残り戦略を規範として、持続可能社会実現に向けた技術革新を可能とするパラダイム変換である。バイオミメティクスの実現には、自然史学・生物学と工学の異分野連携は絶対に不可欠であり、情報科学を駆使した“生物から工学への技術移転”を基盤とした新たな学術体系を構築するとともに、環境政策・技術ガバナンスの観点に基づく地域連携、産学官連携のためのネットワーク形成が急務である。さらに、生物と工学に通じた次世代を担う人材育成、バイオミメティクスの啓蒙普及においては、博物館の有効活用が重要である。

[ 略 歴 ]

九州大学大学院工学研究科修了、工学博士、工学部助手、東京農工大学工学部助教授、北海道大学電子科学研究所教授、ナノテクノロジー研究センターセンター長、理化学研究所チームリーダー、東北大学多元物質科学研究所教授、原子分子材料科学高等研究機構主任研究員、千歳科学技術大学教授、文部科学省「生物規範工学」代表

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